MK新聞とは
「MK新聞」は月1回発行で、京都をはじめMKタクシーが走る各地の情報を発信する情報紙です。
MK観光ドライバーによる京都の観光情報、旬の映画や隠れた名店のご紹介、 楽しい読み物から教養になる連載の数々、運輸行政に対するMKの主張などが凝縮されています。
40年以上も発行を続けるMK新聞を、皆さま、どうぞよろしくお願いします。
今月の紙面
MK新聞2021年(令和3年)3月1日付896号
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(1面記事より)
拝啓 国土交通大臣 赤羽 一嘉 殿
2000人雇用計画に大反響
エムケイ株式会社 代表取締役社長 青木信明
構造改革で人材投資を
10年先を見据えて供給不足を解消
去る2021年1月19日にMKグループは2021年度採用計画として全国で2000名の新規採用を行うことを発表しましたところ、大きな反響をいただきました。コロナ禍における採用増加の背景について尋ねられることが多々ありましたが、私はこの流れは必然であると考えています。2019年以前はインバウンドやMICEの隆盛と反比例するかのように全国のタクシードライバー数は減少し、タクシーの供給不足が指摘されてきました。たしかに半年先を見たときには無謀かもしれませんが、5年先、10年先を考えたときに人材の確保は必然と考えることは難しいことではありません。2022年6月の道路交通法改正で二種免許取得までに要する期間が3年から1年に短縮されたことで高卒者を積極採用できることもプラス材料としてあります。
新卒や高卒ドライバーの場合比較的長い教育期間があり、中途採用においても当社の場合は他社でのタクシー経験者は原則として採用しないため、人材採用即売上増につながることはなく、むしろ人件費の上昇により足元の経済事情は悪化しますが、60年間蓄積したノウハウや経営多角化で人材派遣や運行管理事業、エネルギー事業は好調であるためグループ会社の助力を受け、この時期だからこそできるビジネスモデルの破壊的創造に挑戦します。今こそゼロベースで破壊的創造を
昨年のインバウンド関係の売上はほぼゼロと言っても過言でない状況でしたが、そのなかでも例えば京都ではコロナ第三波が来る手前の秋の観光シーズンには多くの観光客が訪れ、国内需要にも十分な手ごたえがありました。タクシー・ハイヤーの個別輸送機関としての安全性が改めて見直されて企業から従業員送迎や役員車などの引合いが増えました。飲食デリバリーなどタクシーで行う貨物事業も新しく増えた業態です。インバウンドが回復するまでの間手をこまねいているのではなく、国内のお客様の要望にしっかりと応えていくことで、インバウンドが回復したときにより一層の発展が望めます。採用面においては前述のとおり先行投資の余力がある企業にとっては人材の強化のまたとないチャンスであり、高齢化するタクシーに若い人材を入れて活性化をはかります。
人材面や事業内容面のほかにも、ハード面においても2025年までに全車EV化することを発表したことにも大きな反響がありました。人の移動というものは続きますが、トランスポーテーションの形態は変わっていきます。人が関与するのか自動なのか、陸なのか空なのか、イノベーションがどこまで進化するかわかりませんが、その過程でエネルギー革命や働き方改革といったこの社会の成り立ちそのものも変化します。MK石油株式会社のスタンド事業はもってあと20年、脱炭素の動きが加速すればあと10年ということもあり得ます。MK石油の事業とMKタクシーの事業のシナジーを考えると脱LPガス車、脱ガソリン車という判断もまた必然と考えます。構造改革で教育投資へ
タクシーの将来はどれだけ構造改革を進めることができるかにかかっています。特にお客様との接点である車両やドライバーには投資を惜しみませんが、管理コストであるバックヤードの部分は身軽にしていかなければなりません。テレワークを推進することで物理的に本社を縮小するためにMKではタクシー受注のコールセンターのテレワーク化を進めており、すでに札幌と名古屋の受注は大部分のオペレーターが自宅で受けており、今春から滋賀の受注も、そして京都も2021年度中には切り替えていく予定です。
そして営業所の管理コストの削減のために以前より提唱しているリモート点呼や自宅交代制度をこれからも強く求めていきます。5G通信を用いれば運行中の車両の動態管理もほぼリアルタイムに把握できますので、100台程度の車両は一人の運行管理者で管理することができます。
管理コストを下げることで所得面や教育面など人材育成に投資するサイクルを作ることもタクシー業界の構造改革として必要です。若い人材が業界にインパクトを与え活性化に資するためには彼ら彼女らが安定した生活を送ることができる仕事量と自分のスキルを高めるモチベーションになる魅力ある仕事を生み出さなければなりません。平成初期よりハイヤー候補生として採用した新卒者は在籍25年近い中堅~ベテランハイヤードライバーとして中核を担っていますが、コロナ禍においても多数の個人指名をいただき高い売上をキープしています。これはMKブランドと彼らの努力のシナジーであり、個々のスキルと教育が結びついた表れです。タクシーの社会貢献 受賞に感謝
この度弊社は「第1回ジャパン・デジタル・コミュニケーション・アワード」において「サポート・ケア賞」を受賞しました(詳細は左記参照)。コロナ禍における医療従事者無償送迎や、SNSやメディアでの情報発信が評価いただきました。審査員の方々には「苦しい中、積極的に世の中のために動く姿勢」「すがすがしい企業姿勢を打ち出した」「エッセンシャルワーカー同士の支え合い」など過分な評価に大変恐縮しております。おそらく全国のタクシー会社のなかにはこの時期だからこそ弊社と同じように社会への貢献をしていた会社はあると思います。そのなかでたまたま弊社がSNSなどで情報発信をしたためにこのように知っていただくことができました。タクシーが社会に対してできることはある、ということを認知していただいたことを勝手ながらタクシー会社を代表してこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
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MK新聞は、全国のMKタクシー(京都・札幌・東京・名古屋・滋賀・大阪・神戸・福岡)に車載しています。
MKタクシーのご利用客は全国で一日約20,000組です。
名称 | MK新聞 |
発行日 | 毎月1日(月1回) |
発行部数 | 20,000部 |
仕様 | タブロイド判12ページ (フロント・最終面:カラー/中面:モノクロ) |
展開方法 | タクシー車内(全国8都市) 15,000部 郵送 4,000部 店置(ボウリング場/ガソリンスタンド) 1,000部 全面ホームページ掲載 |
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サイズ
(縦×横mm)1ヵ月契約(1回) 半年契約(6回) 1年契約(12回) 2~11面
(モノクロ)1・12面
(カラー)2~11面
(モノクロ)1・12面
(カラー)2~11面
(モノクロ)1・12面
(カラー)半1段(31×120) 19,800 25,740 108,900 141,570 198,000 257,400 半2段(66×120) 33,000 42,900 181,500 235,950 330,000 429,000 突出2段(64×58) 26,400 34,320 145,200 188,760 264,000 343,200 全1段(31×243) 41,800 54,340 229,900 298,870 418,000 543,400 全2段(66×243) 61,600 80,080 338,800 440,440 616,000 800,800 全3段(99×243) 103,400 134,420 568,700 739,310 1,034,000 1,344,200 1ページ 330,000 429,000 1,815,000 2,359,500 3,300,000 4,290,000 ※半年契約・1年契約の場合、掲載料は最初の掲載が決まった時点でまとめて頂戴いたします。
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