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MK新聞

今号の紙面

2019年(平成31年)3月1日発行 第872号

872号1面
MK新聞をPDFファイルでご覧になれます。
MK新聞平成31年3月1日付872号(14.6MB)
1面
拝啓 国土交通大臣 石井啓一殿
今こそ、タクシーの未来を決する分水嶺㉙
 異文化は新しいサービスを生む
 笑顔の出会いを大切に
2面
2月22日「猫の日」に合わせ
 「MKねこタクシー」京都で4台限定運行
京都・滋賀・名古屋・札幌MK
 QRコード決済の取扱いを開始
   LINE Pay Alipay WeChat Pay
3面
今日のdinnerはプロの味 ~アミューズ・グール 2種類
 洋梨とカマンベールのカナッペ スモークサーモンの
  タルタルと きゅうりの編みこみサラダ~
本だけ眺めて暮らしたい<371>
書籍ランキング
4面
葉根たより27
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭
5面
春乃流による奉納舞踊 2019春
MKタクシー賞
「訪日外国人歓迎の子連れファミリー専門宿」
  第12回文化ベンチャーコンペティションin京都
京都府八幡市 刀剣ゆかりの「相槌神社」
京都市 伝統産業の日2019
6面
京都紀行 冬
7面
MKトラベル 日帰りバスツアー
8面
アメリカ反戦兵士たちに寄り添うために 第三回
9面
世相と法律 ~お葬式費用~
フットハットがゆく!<304>
私のひとりごと ~私の好きなこと~
10面
3月の運勢
グローバル・ビジネス・レポート <71>
11面
インフォメーション
プレゼントコーナー
12面
MKハートラス会ボウリング交流会
京のロボ旅タクシー 「第3回クールジャパン・
     マッチングアワード」グランプリ受賞


(1面記事より)

拝啓 国土交通大臣 石井 啓一 殿
今こそ、タクシーの未来を決する分水嶺29
異文化は新サービスを生む
笑顔の出会いを大切に

エムケイ株式会社 代表取締役社長 青木信明

京のロボ旅タクシーの グランプリ受賞に感謝

 去る平成31年2月19日、「第3回クールジャパン・マッチングアワード」で「京のロボ旅タクシー」がグランプリを受賞しました。連携企業であるJTB様、シャープ様、ゲン様はじめ関係先御一同様にはこの場をお借りしまして改めて御礼申し上げます。
 動運転技術によりドライバーがいなくなる無人タクシーが現実のものとなるのは、もうあと数年かと言われています。A地点からB地点へ単純に移動するためのタクシーはこれらのAIの操作へと移り変わりますが、観光シーンやビジネスシーンなど「ヒトが介在するからこその価値観」もまた求められ続けると考えています。そのときドライバーは ?運転動作そのものは自動化されているかもしれませんが? お客様にいかに満足していただくか、接客マナー、知識、そして人柄を磨き続けなければなりません。
 京のロボ旅タクシーはそのような「人間か機械か」といった二者択一の議論ではない別の次元に可能性を見出したといいますか、ヒトとロボットの協業により新しい楽しみをお客様に体験していただくという新しい価値を生み出したことに、大きな意義があるのだと考えます。

日本のおもてなし 海外のおもてなし

 日本人にとってのサービスとは何かということを最近よく考えることがあります。世界でもっともサービス水準が高く、またそれと同時に消費者の目が最も厳しいのが日本であり、日本の消費者に認められることは世界で通用するものと考えています。精緻なモノづくりの歴史に裏打ちされた「製品」としてのメイドインジャパンの高い信頼性は疑いありません。
 これまでタクシーほどドメスティックな商売はないと思っていましたが、ここ数年世界的IT企業がタクシーの可能性に注目し、自動運転技術と共に移動のプラットフォームとなるべく次々と参入するなか、MKも海外企業との接点が増えてきましたし、私自身も海外視察に行く機会が増えました。日本の商売との大きな違いを感じたのがスピード感とおもてなしの違い、ところ変われば、というものです。例えばアメリカ東海岸の観光都市でのことですが、レストランで食事をしているとすれ違うウェイターが皆「楽しんでいますか」と気軽に一言声を掛けてきたことが大変印象的でした。
 文化の違いといえばそれまでですが日本ではあまりない光景です。これから先もインバウンド需要が高まり数多くの訪日外国人観光客が増えるなかで、日本のおもてなしだけでなく、もっと様々なおもてなしのあり方を取り入れていくべきではないかと感じました。

ロボホンで変わる お客様との関係

 もちろんMKの第一線で活躍するハイヤードライバーは日々様々な国からお越しになるゲストに接していますが、握手を求められれば握手し、ハグを求められればハグしています。お客様を大切にしたいという気持ちはおもてなしの根幹ですが、所作はお客様にあわせ、時には丁寧に、時にはフランクにふるまうこともまた必要なことであると思います。
 観光ドライバーが親切丁寧にお供するお客様、というこれまで当たり前に見ていたことに、京のロボ旅タクシーで不意のタイミングで喋り出すロボホンにドライバーとお客様が一緒になって笑ったり、話しかけたりする姿に、新しい時代の感覚の訪れを感じています。
 ロボホンのようなロボットや、訪日外国人観光客など異なる文化をもつ方たち、誤解を恐れず言うならばこのような「異なる存在」との媒介や接触によって新しいサービスが生まれるのでしょう。

異文化を理解し 笑顔の出会い

 異文化との接触に対して必要以上に身構えることはありませんが、MKでは英語や中国語の学習機会を積極的に設けていますし、社是である「我らの信念」のひとつ「われらは学習に心掛け人格の完成に努めなければならない」を一人ひとりが日々実践していくことが必要です。異文化を理解するには、理解するのだというスタンスを持つという意味で学習が欠かせません。そしてMKの基本は安全、笑顔、清掃ですが、特に笑顔を忘れないことです。タクシー業務であれ観光業務であれ接客サービスは第一印象で全てが決まりますし、笑顔の効用は万国共通です。お客様にMKタクシーを利用してよかったと思っていただけるように「笑顔の出会い」を大切にすることが、生身の人間の最大の強みなのかもしれません。