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MK新聞

今号の紙面

2019年(平成31年)1月1日発行 第870号

870号1面
MK新聞をPDFファイルでご覧になれます。
MK新聞平成31年1月1日付870号(10.5MB)
1面
拝啓 国土交通大臣 石井啓一殿
年頭の辞
 タクシー新時代の到来
 MKも改革に取り組む
2面
MKグループ各社より新年の挨拶を申し上げます
 MK西日本グループ
 札幌エムケイ株式会社
 東京エムケイ株式会社
3面
MKグループ各社より新年の挨拶を申し上げます
 名古屋エムケイ株式会社
 滋賀エムケイ株式会社
 エムケイ石油株式会社
 エムケイ観光バス株式会社
 エムケイ株式会社アミューズメント事業本部
4面
葉根たより25
MKグループ婦人会
 クリスマス会開催 ~MKへの理解と親睦を深める~
今日の先生はMKドライバー ~京都検定講習会~
5面
第13回MKチャリティカップ
 広がるチャリティの輪 京都府共同募金会へ寄付贈呈
乗務員のコミュニケーションを深めて
 事故防止コンクール金賞受賞 MKの市バス受託営業所
フットハットがゆく!<302>
6面
今年の運勢
7面
世相と法律 ~「飲み会」と法律~
8面
グローバル・ビジネス・レポート <69>
9面
アメリカ反戦兵士たちに寄り添うために
    第一回 暴力の果て、ホームレスに
10面
本だけ眺めて暮らしたい<369>
今日のdinnerはプロの味
 ~スモークサーモンと帆立貝のポーピエット
        シフォナードサラダとともに~
雪灯廊 奉灯の舞
 春乃流による日本舞踊披露 「舞姿四季彩」
書籍ランキング
11面
インフォメーション
プレゼントコーナー
12面
MKの空港送迎定額タクシー
台湾でも安心 空港タクシー


(1面記事より)

拝啓 国土交通大臣 石井 啓一 殿
年頭の辞
タクシー新時代の到来
MKも改革に取り組む

エムケイ株式会社 代表取締役社長 青木信明


 お客様、市民の皆様、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。旧年中はMKグループに多大なご支援を賜り誠にありがとうございました。本年も変わらぬご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

自然災害の猛威を前に公共交通機関の責任を痛感

 新年を迎え、この一年の方針を考えるに当たり、昨年を振り返ってみます。昨年は全国的に自然災害の脅威に遭遇した年でした。MKの展開する地域だけでも、6月大阪府北部地震、7月豪雨、9月台風21号、9月北海道胆振東部地震と、多くの災害に見舞われました。被災者の方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
 一企業として、もしもの時にどのようにすべきか、日頃の備えについて深く考えさせられました。また、公共交通機関の一翼を担うタクシー会社としての社会的責任を考えるきっかけとなりました。
 7月豪雨では、被災のあった京都府北部の市町村へ京都府職員が応援派遣される際のご送迎に微力ながら尽力させていただきました。非常時に頼りに思っていただき、それにお応えすることの喜びを感じました。一方で、その後の台風21号による災害では、関空連絡橋の交通制限について、タクシーへの解除は後回しでとり残された状況でした。タクシーが公共交通機関であると社会的に認識されていなかったのは、私どもの至らなさからです。空港定額タクシーやMKスカイゲイトシャトルをご利用いただくお客様に多大なご不便をおかけしましたことを改めてお詫び申し上げます。タクシーが公共交通機関として、緊急時対応における交通分野の一員として舞台に立てるよう襟を正して今後とも事業に邁進してまいります。

人材確保・労働環境改善の運賃改定にご理解いただく

 昨年のMKグループにおいて大きな出来事と言いますと、運賃改定を行ったことです。3月に大阪MKと神戸MK、4月に名古屋MKと滋賀MK、5月に京都MK、6月に福岡MKがそれぞれ行いました。運輸業界全体でのドライバー不足が顕著になり、働き方改革として労働時間や勤務人数の縮小が求められる中での労働環境改善と所得向上に取りかかる必要があるため、やむを得ず各社で運賃改定に至った次第です。特に京都MKでは約20年ぶりとなる運賃改定でしたが、お客様におかれましてはご理解いただきましたこと感謝申し上げます。運賃改定は、売上の上昇、給与の上昇に直結しております。今後も優秀な人材を確保し、より安心快適なサービスを提供できるよう努めてまいります。

高級車と優秀な人材でサービス向上を目指す

 運賃の面ではお客様にご負担いただきましたが、その分利便性の向上、サービスの向上でお返しできるよう努めてまいります。京都MKでは、昨年2月には人気のアルファードについて指定専用ダイヤルを設置し、さらに旅行先として人気の台湾について、4月に「MKスマホ配車」アプリで台湾最大手タクシーの台灣大車隊をご注文いただける相互配車サービスを開始いたしました。その後連携を強化し、今ではアプリで台湾の貸切観光タクシーをご予約でき、WEBで台湾のハイグレード車のご予約も可能となりました。
 また、車内でのより快適な移動空間にご満足いただけるよう、ハイヤーでは、ベンツSクラス・BMW7シリーズ・レクサスLSモデル・アルファード上級グレードを新たに導入いたしました。アルファードは増車し保有台数は80台を超えております。これらの車両は空港送迎、観光利用、ビジネス利用に最適です。一方、普段使いにご利用いただけるスタンダードタクシーとしてお客様6名定員のセレナ・ノア・ヴォクシー・エスクァイアを導入いたしました。乗車定員や車内空間の広さでこれまでのタクシーよりも快適にご利用いただけるものと考えております。こちらの車両もすでに80台を保有し、本年以降もタクシーの主力車両として増車を進めてまいります。
 新しいサービスといたしましては、昨年6月に佐川急便様・JAL ABC様との共同開発事業による貨客混載サービスを実施。空港⇔宿泊先の手荷物即日配送サービスで「手ぶらで観光」をサポートしています。さらに、9月よりコミュニケーションができるロボット“ロボホン”と一緒に京都観光をする「京のロボ旅タクシー」ツアーを催行。新たな観光需要の掘り起こしを図っております。
 そして、自動運転技術などが発達する中で、MKとして最も注力するのが人材育成であり、人が介するからこそできる「おもてなし」です。観光ドライバーとしての使命を果たしていることの事例として、トリップアドバイザーより昨年で3年連続となるエクセレンス認証をいただくことができました。本年も4年連続のエクセレンス認証を目指します。また、増加する海外からの旅行客に対応するため、英語・中国語・韓国語の通訳スタッフが添乗する「添乗通訳サービス」を開始。並行して英語や中国語ができるドライバーの育成を進めております。社内勉強会である英会話サロン・中国語サロンを充実させるとともに、英語・中国語の留学も継続しております。早速今月11日にも今年第一回目の海外留学に3名の社員が出発いたします。このように、国内外のお客様に観光やビジネスをはじめ、様々なシーンにおいてご満足いただけるよう、今後も努力し続けてまいります。

MK変革に向けての最初の年を踏み出す

 そして、いよいよ本年から会社機構も含めたMKの大改革に取り組んでまいります。創業者である青木定雄がタクシーの「悪しき常識」とたたかい続けた時代を「MK1・0」、その後に私が社長を拝命し平成14年の規制緩和を背景に全国展開を進めてきた時代を「MK2・0」と呼ぶならば、まさにこれから「MK3・0」が始まります。地域密着事業の極致であると思っていたタクシーがここ数年、訪日観光客の増加による対応を求められ、さらに世界的なIT企業から注目され「人の移動=情報の移動」のプラットフォームの覇権争いが繰り広げられています。内部に目を移しても働き手の減少と働き方改革は待ったなしであり、意識と労働の質そのものを変えていかなければ生き残ることができない時代になりました。変革のために今最も必要なものは教育です。MKが長年培った精神を受け継ぎつつも、これまでとは違うやり方で50年先、100年先まで存続できる企業体であるために、次世代のMKを牽引する経営層が生まれてくる体制をつくることが本年の私の使命であることを年頭に申し上げます。
 お客様におかれましては、本年も変わらぬご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。