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MK新聞

今号の紙面

2018年(平成30年)5月1日発行 第862号

862号1面
MK新聞をPDFファイルでご覧になれます。
MK新聞平成30年5月1日付862号(13.8MB)
1面
拝啓 国土交通大臣 石井啓一殿
今こそ、タクシーの未来を決する分水嶺⑳
 20年ぶりの運賃改定
 これからも信頼されるタクシーへ
2面
名古屋MK・滋賀MK・京都MK
  タクシー運賃改定のお知らせ
ハイヤードライバーはどんな仕事?
  ジュニア京都観光大使がMKハイヤーを取材
3面
もっと知りたい!古典芸能
今日のdinnerはプロの味
 ~牛サーロインのロースト 山葵と醤油風味ソース~
書籍ランキング
4面
葉根たより17
新時代を築く新たな人材
  平成30年度MKグループ合同入社式
5面
2018海外研修レポート③ ―イギリスvsアメリカ?―
本だけ眺めて暮らしたい<361>
絆を深めながら 平成30年度新入社員研修
6面
ペシャワール会・中村哲さん、
 灌漑工事事業でアフガニスタン大統領から叙勲
7面
MKトラベル 日帰りバスツアー
8面
2019年4月 京都文化医療専門学校に新学科
 「京都学科・きもの文化専攻」開設
KYOTOGRAPHIE×MKタクシー コラボツアー販売中
MKタクシードライバーが贈る
 リアルタイム開花情報 京の四季 花なび
9面
世間と法律 ~生活保護法と個人財産調査~
フットハットがゆく!<294>
私のひとりごと ~バスケと私~
10面
5月の運勢
グローバル・ビジネス・レポート <61>
ガーデニング ゼラニューム
11面
インフォメーション
頑張れ!!京都サンガFC
プレゼントコーナー
12面
TVアニメ「弱虫ペダルGLORY LINE」×MKタクシー
 ~アニメを深く理解したツアーも~
MKグループ  平成29年度業績評価大会
       平成30年度経営方針発表会



(1面記事より)

拝啓 国土交通大臣 石井 啓一 殿
今こそ、タクシーの未来を決する分水嶺20
20年ぶりの運賃改定
これからも信頼されるタクシーへ

エムケイ株式会社 代表取締役社長 青木信明

適正価格の提供がタクシー会社の使命

 この度、京都MKでは平成30年5月10日より運賃改定いたします。
日頃よりご利用いただいておりますお客様にはご理解賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
 弊社は平成9年より約20年間にわたり現在の運賃水準で営業を続けてまいりました。お陰様で平成14年のタクシー自由化以降、順調に事業を拡大し京都での増車、全国8都市での事業展開など順調に事業拡大することができました。この間、タクシー再規制による最高乗務距離規制や運賃値上げ指導がありましたが、皆様のご支援を得まして司法の場で弊社の主張が認められ、現在の京都最安値(政令指定都市でも最安値)の運賃を維持することができています。
 振り返れば、同一地域同一運賃が当たり前であった時代、MKが初めて運賃について意識したのは創業から20年近く経った昭和50年代で、この頃物価の上昇とともに2年に1回のローテーションでタクシー運賃値上げが行われてきました。値上げするたびにタクシーの実車率は低下し、売上が下がればドライバーの所得向上のため値上げする状況に、創業者青木定雄は疑問を持ち、京都大学の故佐佐木綱教授との共同研究で物価上昇率を上回る運賃値上げをすると利用者は減少することを示しました。MKはただ一社で利用者のためにもドライバーのためにもならない運賃値上げに反対しましたが、同一地域同一運賃の原則の下、MKが値上げしなければ他社も値上げできないと同業者、労働組合、行政の四面楚歌の状況に陥りました。一度は圧力に屈し値上げしたものの予想通り売上は減少し、MKは再び値段を戻す値下げ申請を断行しますが行政からは却下。そこでMKは、却下は不当と提訴します。誰しも一事業者が国を相手取った行政裁判で勝てるとも思わない中、まさかの勝訴。MKの値下げ裁判勝訴は全国に知れ渡りました。
 その後、高裁で国と和解しますが、平成7年に全国初のタクシー運賃値下げが認可、実施され、このことをきっかけにタクシー行政は規制緩和に舵を切りました。平成9年に運賃改定し、それ以来消費税増税転嫁を除いて運賃を維持してきました。平成21年以降の再規制下では運賃値上げ指導がありましたが、必要のない運賃値上げは行わないという姿勢を貫き通しました。「お客様がご利用いただきやすい適正な価格の提供」をすることが私たちの使命と考えておりました。

環境の急速な変化ご理解ください

 京都では本年4月1日よりタクシー会社全社が4年ぶりに中型車と小型車が統合し初乗短縮を伴う運賃改定が行われました。この間、多数のお客様よりMKは値上げするのかというお問い合わせをいただいておりました。社員、労働組合からも意見を何度もきき、ここに至って熟慮の末、弊社も運賃改定することとしました。その理由はこの1、2年で経営を取り巻く環境が大きく変化したことがあげられます。
 この20年間で社会保険料をはじめとする人件費や燃料費や部品代など様々な原価が高騰しましたが、最も大きなことが比較的安価であったタクシー専用車両が生産終了したことです。経費削減や経営合理化だけでなくハイヤーやインバウンド対応をはじめとする高付加価値商品など新しい収益の柱を積極的に作ってこれら原価高騰を吸収してまいりました。しかしながら近年の運輸業界における労働力不足の深刻化の波により、弊社におきましてもドライバー不足が顕著となり、配車ご注文にお応えできないなど、お客様に多大なご迷惑をおかけしている状態が続いております。この場をお借りしまして改めて深くお詫び申し上げます。
 この状況を打開するためには、人材の定着のためにドライバーの所得向上や労働環境の改善が必要で、その原資確保のため今般やむを得ず運賃改定することといたしました。具体的には、所得水準を引き上げ、勤務日数や労働時間を短縮して休息時間を十分に取得するとともに自動ブレーキ車など安全性能の高い車両の導入を促進するなど一層の安全運転の環境作り、そしてコールセンターの改善やドライバーを充足させて配車時間を短縮することなどに経営資源を投下してまいります。今後もより一層、優秀な人材を確保し、より安心快適なサービスを提供するよう全社一丸となって研鑽してまいります。5月10日よりコールセンターでは最初に自動ガイダンスが流れご注文のキャンセルや変更について専用回線でお受けできる流れに変え、これまでお客様にご不便をおかけしていた状況を少しでも改善いたします。新たに7〜8名ご乗車いただける普通車タクシーの車両選定も進めています。
 将来的には改善状況や景気動向を勘案しつつ公定幅運賃へと移行する所存ですが、この度の運賃改定では、普通車に統合し現行より小型で約17%、中型で約10%の値上げをし、普通車初乗り2㎞600円、加算302mごとに80円となりますが、初乗金額は今の小型運賃で据え置きし、一般的なタクシー(公定幅運賃上限で迎車料金のない会社)と比べて15%安価(2㎞〜10㎞平均)な運賃となります。迎車料金はいただきません。また深夜早朝割増の適用時間については京都地域全社にあわせ22時始まりに変わります。お客様におかれましてはこの度の運賃改定にご理解いただきますとともに、今後ともMKタクシーをご愛顧賜りますよう何卒よろしくお願いいたします。

* * * * *

(お知らせ)

 平成30年3月22日に弊社社員が逮捕された事案は、去る4月18日嫌疑不十分により不起訴となりましたことを報告します。
報道により多くの方にご心配・ご迷惑をおかけしましたことを改めてお詫び申し上げますとともに、いっそう信頼回復に努めてまいりますので
皆様方におかれましては、これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。