観光ドライバーに直撃!(MK新聞2015年6月号より)

MKの観光ドライバー

MKのドライバーは、観光のお客様・海外のお客様、ビジネスのお客様などそれぞれのお客様に合った対応を日々追及しています。時には上司や先輩からノウハウを受け継ぎ、時には新たなニーズに応えるべく創意工夫を重ねています。このコーナーはそんな現場の第一線で活躍するドライバーにスポットを当てるものです。。
今回は、女性で乗務課長を務める伏見営業所・松本光子社員に話をうかがいました。

伏見営業所 松本光子社員(入社11年目 ※インタビュー時)


観光ドライバーインタビュー

経験から伝える

私は部下や後輩に口うるさく言う方ではありませんが、事故を2度起こした人と車が汚い人には声をかけています。事故を重ねる人はめったにいませんが、自分の経験を基に、事故の内容に合わせて注意をします。私も新人の頃、当時の課長から「一度起こした事故と同じ事故は起こすな。同じミスを繰り返すな」と注意され、それだけは守ってきました。事故をして得することはありませんので、先を急ぐ気持ち、確認を面倒くさがる気持ちが損に思えます。
また、昔は新人専用の営業所や車両はありませんでした。新人は先輩が大切に乗っている車を休みの日に「借してもらう」という状況でしたので、「借りたときよりきれいに返しなさい」と言われてきました。そのため、今でも車の汚れに敏感になっています。

松本光子社員
松本光子社員

女性らしい運転

新人当時は女性ドライバーということだけで驚かれることもありました。今ようやく「女性らしいやさしい運転だった」と評価していただけるようになりました。ある時、病院を退院され、ご自宅まで約30分ご乗車いただいたお客様が「いつも車酔いをする主人が、今日は酔いませんでした」と喜ばれました。水が流れるような自然な、G(加速度)がかからないように心がけています。急発進、急停止は絶対にしませんが、そのために、死角に潜む危険を予測します。渋滞時は車列の向こう側から人が出てくると考えますし、乗務車両がハイブリッド車なので静かすぎて近づいても気づかれないと考えています。イヤホンをつけて乗っている自転車には特に注意をして距離をとります。
接客については、お客様が心地よく過ごしていただける空間を考えます。例えば一人暮らし年配の方は会話を楽しまれる方が多いのでうまく聞き役に回ります。また、目の不自由な方であればお声がけを多くします。曲がるとき、ブレーキをかけるときもそうですし、お釣りを渡すときは、種類別に1枚ずつ、100円、200円と数えます。お客様との出会いは最初で最後だと思いますので、大切にしたいのです。

「交通ルールは面倒と思わずに」と注意する松本社員(掲示と異なり実際には検挙者はいない)
「交通ルールは面倒と思わずに」と注意する松本社員
(掲示と異なり実際には検挙者はいない)