vol.14 英国 海外研修報告(平成27年9~11月)

MKの海外研修制度
ボーンマス

平成4年に始まり、昨年より新制度を開始したMKの海外研修。
第28期となる今回は2名が中級コースでイギリス・ボーンマスに2ヵ月間滞在しました。
京都MKハイヤー課の永野修美社員、河原秀行社員の2名が7月2日に出発。
8月28日に研修を終えて帰国いたしました。

ボーンマス…ドーセットの最大都市で、人口は約16.8万人。11km続くビーチや温暖な気候から、イギリス有数のリゾート地として知られる。



ハイヤー課 永野修美社員

出発直前インタビュー

留学前のお気持ちは?
京都は国際観光都市であり、仕事上お客様として外国の方にご乗車いただく機会も少なくありません。 平成28年7月2日、私の人生で2度目の海外渡航となる英国への旅立ち。しかも今回は語学留学という、私にすればとんでもない?課題を背負っての海外滞在。一体どうなることやら、不安と不安と不安、そして少しばかりの《居直り》の大挑戦の旅立ちとなりました。



海外研修レポート

案の定、その日関西空港からの出発時刻が大幅に遅れ、乗継空港であるアムステルダムのスキポール空港では、オランダ最大といわれる広い空港内を走り回り乗継便搭乗受付締切り間際、ギリギリセーフという何か前途を暗示するかのようなスタートとなりました。 最終の空港イギリスのサウサンプトン空港からステイ先のあるボーンマスまでの約70km間は送迎の車両が待機してくれているはず。ところが、待っていた車はなんと、あのベンツ。何かの間違いではなかろうかと感謝?しながらも、どこかの空港送迎シャトルとはえらい違いやな、と内心上機嫌でホームステイ先へと向かいました。

イギリスでも有数の歴史ある大規模校アングロコンチネンタル
イギリスでも有数の歴史ある大規模校アングロコンチネンタル

ステイ先到着2日後から、いよいよ学校生活が始まります。40年ほど前の自分の通学時を思い返しながら片道30分ほどの行程を毎日徒歩で通学。途中リスと一緒に歩くことも何度かあり、自然豊富な通学路です。
学校名は、ボーンマス最大の語学学校といわれるアングロコンチネンタル。月曜から金曜日まで朝8時45分始まり。90分・90分・45分の時間配分で、月木金曜日は午後1時15分終了、火水曜日は120分間の授業がプラスされ午後4時終了です。
初日に受けた英語試験の結果によってクラス分けされ、その後レベルに応じた授業を受けるわけですが、私のクラスは私以外全員がごく普通に英語を話しています。「きみら、なんでここへ来てるの? 来る必要なんかないでしょ」と思わず言いたくなるほどの連中ばかり。先生の会話スピードもほとんど何を話されているのかさっぱりつかめない速さ。聞いた内容が分からないので(かりに分かったとしてもどう対応すべきか分からない私としては当然のごとく)どう返答すべきか分かろうはずもありません。2日目の午後には脳が拒絶反応を起こしたのでしょうか、思考停止状態からついに頭痛まで発症。そこで私は勇気?を出してレベル替えを願い出て、クラスを変更していただきました。
授業は大まかに午前中は教科書・ワークブックを軸にリスニング・グラマー、午後から会話を中心とした内容で進められます。そこでは様々な国々からのクラスメートたちと同一のテーマ、同一の時間を互いに毎日共有することで、国籍・肌の色・年齢職業など、そんなものを一切超越した一体感のようなものが生まれ、友達もたくさんでき、ここ数年間仕事に追われる毎日の中でついぞ味わったことのないような充実した毎日を送ることができました。


休みには遠出を

土曜日曜はここイギリスでも学校はお休みです。日本からだと遠すぎてめったに行けないようなロンドン・バース・オックスフォードなどの町もここボーンマスからだとわずか2時間ほど。たとえ田舎者と罵(ののし)られようが、ここは行くしかないでしょ、ということで行きました。
それらの町々では、歴史の重みを感じさせる建造物や有名な絵画、また新たなカルチャーショックの体験など、日本国内だけでは決して得ることのできなかったであろう貴重な体験をさせていただきました。

自転車が駅のホームを走行する衝撃の光景
“自転車が駅のホームを走行する衝撃の光景

名残惜しくも…さよならボーンマス

いよいよ帰国の8月27日。サウサンプトン空港から飛び立つ飛行機の窓から、矢のように過ぎ去ってしまったすばらしい2ヵ月間の日々を振り返りながら、遠ざかるイギリスの景色を見下ろしていました。そして共に過ごしたクラスメートの1人2人の顔を思い浮かべたとたん、目頭が急に熱くなってくるのを覚えました。
さようなら ボーンマス。
そして、ありがとう イギリスの日々。       



あとがき
一体感が生まれたクラスメート(左から3人目が永野社員)
一体感が生まれたクラスメート(左から3人目が永野社員)

今回の海外研修にあたりましては、様々な方々の応援・ご尽力いただきまして本当にありがとうございました。  おかげさまで私の最大のテーマであった《私と外国人との間の壁の除去》も完全とまではもちろん言えませんが、かなり低くなったことは間違いありません。これも海外の様々な文化に直接接することができ、また様々な人々と直接触れ合うことができた結果であると、確信しております。このような機会をお与えいただいたことに感謝いたしますとともに、この経験を今後の業務にぜひ活かしていきたいと思っております。ありがとうございました。


本当に最後の最後まで気を使っていただき、言葉では言い表せないぐらい心から感謝しており、シャトラーさん家にホームステイできて本当によかったと思いました。

最後に、この研修を終えてもっとうまく英語でコミュニケーションがしたいという欲求が生まれてきました。
現地での友人やシャトラーさんたちとこれからも、もっと親交を深めたいし、また仕事上でも日本に興味を持って来られる方々に、日本の素晴らしさを伝えられるようになりたいと思いました。
それが今後の英語勉強のモチベーションであり、これからも努力し続けようと決意いたしました。


MK新聞平成28年12月1日号を再構成したものです。掲載されている情報は掲載時のものです。
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