vol.17 英国 海外研修報告(平成28年1~3月)

MKの海外研修制度
カーディフ

平成4年に始まり、昨年より新制度を開始したMKの海外研修。
第27期となる今回は2名が中級コースでイギリス・カーディフに2ヵ月間、1名が初級コースでフィリピン・セブに2週間滞在しました。
京都MK上賀茂営業所の小野友博社員、洛西営業所の橋本泰(ゆたか)社員、西五条営業所の高波康弘社員の3名が1月9日に出発。
初級コースは1月23日、中級コースは3月6日に研修を終えて帰国いたしました。

カーディフ…ウェールズの首都。人口約30万人でウェールズ最大の都市でもある。ロンドンからは250kmほど離れており、特急電車で約2時間の距離。


洛西営業所 橋本泰社員(入社14年目 ※派遣時)

出発直前インタビュー
橋本社員

英国留学を志望された理由は?
私の目標は、海外のお客様の観光案内をすることですが、どうしてもネイティブな英会話を聞き取ることができません。
ですから海外の方をお乗せしても相手の会話を理解できないからコミュニケーションがとれずにいます。
ヒアリング力をアップし、話す力も向上させたいと思い志望しました。


出発が近付いてきましたが、今の気持ちは?
正直に言うと、不安だらけです。
コミュニケーションはうまく取れるだろうか、環境や習慣の違いに対応できるだろうか…、考えればどうしても不安になりますが、目標達成のためになんとか克服したいと思います。
この年で海外生活は初めてですが、精一杯努力して自分の力を試したいし、応援してくれている家族や、会社の仲間の期待にも応えたいと思います。

小野社員、橋本社員、高波社員
(写真左から)小野社員、橋本社員、高波社員

意気込みを一言
2ヵ月というと長いようで意外と短いと思います。その限られた中で英会話力のみならず、文化や習慣も学んだ上で現地の方々とコミュニケーションをとり、海外のお客様を観光案内できる力を身につけて帰ってきたいと思います。


海外研修レポート

ホームステイについて

ホストファーザーと

空港からタクシーでステイ先に到着してみると、50歳半ばの男性が出迎えてくれました。
私は事前に、ホストファミリーは女性1人だと聞いていたので、たいへん驚きました。事情を聞くと、私が着く3日前に話があって快く引き受けてくれたそうです。
そして、事前に書いた手紙もそこに転送されていました。
もし、彼が断わっていたら、どうなっていたかわかりません。
しかも、宿泊者は私1人で、ホストファミリーも彼1人でした。
さらに、私の部屋は3階建ての最上階にあって、シャワーもトイレもテレビもついていて、とてもきれいなセンスのいい部屋でした。

ホストファーザーはカーディフ大学の教授で、朝は起きるのが遅いのですが、必ず私のために朝食を用意してくれていました。
また、彼は料理が上手で、2ヵ月間の夕食メニューはすべて異なり、とてもおいしかったです。そして、夕食は彼と一緒に食べるのですが、食事中の会話が一番勉強になりました。
2ヵ月間健康で気持ちよく過ごすことができたのはすばらしいホストファーザーに恵まれたからだと、感謝しております。


英会話スクールについて

私は、月曜日から金曜日までのウィークデイは「Celtic English Academy」という英会話スクールに毎日通っていました。
最初に能力テストがあり、Pre-Intermediateにクラス分けされました。モーニングクラスに3.5時間、アフタヌーンクラスに3.5時間の計7時間あってそれぞれ先生も教室も異なりました。
ステイ先から学校まで歩いて約30分かかりましたが、いい運動になるし、景色もきれいなので苦にはなりませんでした。
クラスメートは30歳までの若い子たちで、国籍は半数以上が中近東のサウジアラビアやクウェートですが、フランスやパキスタン、中国、アフリカの学生もいて、みんなフレンドリーでとても楽しかったです。

勉強の内容はほとんどが文法ですが、スピーキングやリスニングもあって、テンポが速いため私にはとてもハードでした。しかも、毎日宿題があり、毎週金曜日にはテストもあってストレスが溜まるのを感じたので、途中から午後のクラスだけランクを下げてもらい、かなり楽になりました。チェンジ後のクラスのクラスメートや先生がとてもフレンドリーだったお陰もあります。
このクラスメートは国際色が豊かで6名とも国籍が違っていてそれぞれの国民性や文化の違いを知ることができてとても楽しかったです。

週末の過ごし方

学校は土日が休みだったので、週末に観光地を訪れることが多かったです。例えば、学校のツアーでオックスフォードに行ったり、一人でロンドンに行ったりしました。
特に楽しかったのは、ホストファーザーに車で山の中のおとぎ話に出てくるような Castle Cocho というお城やカーディフ湾の港に出かけたときです。
彼は、私にわかりやすく説明してくれるので、とても有意義でしたし、一緒に食事をしたり、写真を撮ったりしました。その写真をもとに絵を描いてプレゼントをすると、喜んでくれました。

カーディフ湾にて
カーディフ湾にて

また、一人でカーディフ城やボウリング場に行きました。
留学に一緒に行った小野さんとは、学校にいる他の日本人も交えて何度か飲みに行ったり、ロンドンで夕方待ち合わせて食事に行ったりもしました。
ロンドンには2回行きましたが、素晴らしいところばかりでした。なかでも、タワーオブロンドンで、アーマーの展示品の中に徳川秀忠が1613年にジェームス1世に外交の証として送った鎧があったのでとても感動しました。


別れのとき

3月5日に英国を後にしたわけですが、最後の授業が終わった後でクラスメートや先生方がそれぞれお別れの言葉をかけてくれてとても感激いたしました。また、その夜には、学校の日本人だけでお別れ会をしてくれてとてもうれしかったです。
最も感激したのは、ホストファーザーが、4日の夕食時に近くのイタリアンレストランで彼の友だちと一緒にお別れ会を開いてくれて、激励の言葉をいっぱいいただいたことです。
2ヵ月はあっという間に過ぎ去り非常に短く感じました。それだけ充実していたのだと思います。このような機会を与えていただいて本当にありがとうございました。


MK新聞平成28年2月1日号、9月1日号を再構成したものです。掲載されている情報は掲載時のものです。
Open Matome でもご覧いただけます。