vol.15 英国 海外研修報告(平成27年9~11月)

MKの海外研修制度
出発式で
(写真左から)福山社員、川合社員、小山社員、野原社員

平成4年より開始した英国留学制度では、毎年2~5名を1ヵ月間イギリスに語学研修に派遣しておりましたが、新制度では派遣回数を年2~3回に増やし、期間や行先を変えた上級・中級・初級の3つのコースを設定して、より各人のレベルに見合った能力向上を図ってまいります。
今回、社内審査に合格したのは、京都MKハイヤー課の野原竜太郎社員、小山慶祐社員、上賀茂営業所の川合幸夫社員、西五条営業所の福山広隆社員の4名。
福山社員が初級コースのフィリピン・セブ島、残る3名は中級コースであるイギリス・ボーンマスへ2ヵ月間滞在します。


去る9月4日に京都MK本社で「第26回海外研修出発式」を行い、翌5日に旅立ちました。
その後、初級コースは9月19日、中級コースは11月1日に研修を終えて帰国いたしました。

ハイヤー課 野原竜太郎社員(入社4年目 ※派遣時)


出発直前インタビュー
英会話ドライバー担当の職員と
英会話ドライバー担当の職員と

英国留学を志望された理由は?
トラベルコーディネーター20期生として、学生時代から勉強してきた英語を使って仕事をしたいと思い、入社し3年以上が経ちました。
英会話送迎等の仕事を任せていただけるようになりましたが、これから観光貸切の仕事をさせていただくにはさらに英語のスキルアップが必要だと感じ、志望させていただきました。

出発が近付いてきましたが、今の気持ちは?
海外留学は初めてではありませんが、今回は会社から行かせていただく留学なので、2ヵ月間でどれだけ英語力をのばして帰国後の仕事にいかしていけるのかという不安もあります。
できるだけ多くを学んでこられるよう努力したいと思います。


意気込みを一言
2ヵ月という限られた時間の中で英語だけでなく、イギリスの文化等を学んで帰国し、少しでも早く海外のお客様のお供をさせていただけるようなドライバーとなり、この経験をいかせるようになりたいと思います。


海外研修レポート

この度は2ヵ月間という長期の語学研修の機会を与えていただき誠にありがとうございました。
海外での語学留学は初めてではありませんでしたが、大学卒業後、英語を使う場面や外国人と接する機会が減っていたので、今回出発するにあたり多少の不安はありました。
しかし、いざ始まってみると2ヵ月間は一瞬にして過ぎていきました。これより私のイギリスでの生活を、ホストファミリー・学校・プライベートの時間に分けて簡単にお話させていただきます。


ホストファミリー

私のホストファミリーはフィリピン人のホストマザーとイギリス人のホストファザー、ホストシスターが1人とブラザーが2人、それからナニー(ベビーシッターと異なり、身の回りの世話だけでなく、しつけなど乳幼児教育の専門家)がいらっしゃいました。
両親は夜勤もしながらの共働きだったため、平日はほとんど接する機会はありませんでしたが、会えばいつも「今日は何をした? どこへ行った?」と私の英語の練習になるようよく話をしてくださいました。
子どもたちはシスターが18歳、ブラザーが16歳と4歳で、3人とも日本の文化について、日本語と英語の違いなど、よく会話を楽しみました。
特に4歳のブラザーには「遊んで、遊んで」と言ってもらえ私自身の英語力向上にもつながったと思います。
用意していただいた部屋はとてもきれいで、机やクローゼット、Wi-Fiなどもあり、不自由なことは一切なく快適な生活を送ることができました。


学校

現地到着後の最初の月曜日から学校がスタートしました。
初日はオリエンテーションとクラス分けテストを受けました。
出発前に会社で英語教育担当の職員からテスト対策のレッスンを受けていたおかげで、アドバンスクラスから始めることになりました。
しかし、授業が始まって初日、私は授業内容にかなりショックを受けました。
その授業では英語を話せる・使えることが前提で、ヨーロッパの文学作品についての討論が中心でした。
周りの生徒は全員、スペインやイタリアなどヨーロッパからの留学生で、英語はもちろんハイレベル、それに加えて共通する文化のバックグラウンドがあり、私はとても彼らのレベルについていくことができませんでした。
あまりのレベルの違いがあったので、翌週からはアッパーインターミディエイトクラスへ変更してもらうことになりました。


そのクラスでは、ベルギー、スペイン、デンマーク、コロンビア、韓国、台湾と様々な国籍の生徒が勉強していました。
内容も文法や単語など英語の基本から、簡単なトピックについての討論まで、私にはちょうどよいレベルで授業を受けることができました。
また、英語だけでなく、クラスメートのそれぞれの国の文化もスピーキングの時間に学ぶことができました。
その際に感じたことは、私はまだまだ日本について知らないことが多いということでした。
英語やヨーロッパ文化を学びながら、日本や京都についても同時に勉強することができたのは、多国籍の生徒が集まる語学学校ならではかと思います。


プライベート
サーフィン

サーフィン仲間とビーチで
サーフィン仲間とビーチで

基本的には学校は平日午前中の2コマだけでしたので、その他の時間は自由に過ごせました。
私の場合は、平日は授業終了後、友人とランチへ行き、その日の授業について話したりしながら過ごしました。
私にとってここでの生活で思い出になったことは、趣味のサーフィンができたことです。
ボーンマスはスポーツとしてのサーフィンが盛んで、ビーチにはたくさんのサーファーがいました。最初は1人でビーチへ行っていましたが、1週間が過ぎた頃から現地のサーファーたちから「いつもいるね、どこから来たの?」と話しかけられるようになり、いつの間にかビーチにはたくさんの友達ができていました。
その中でも一番仲良くなった友達は、休日に車がないといけない遠方のポイントへ連れて行ってもらったりととても親切にしてくれました。
私の帰国前には仲間のサーファーたちを集めて夕食会を広げてくれました。
私は趣味のサーフィンがイギリスでもこんなに友達の輪を広げてくれるとは思ってもみませんでした。
また、このプライベートの時間は学校では学ぶことができないネイティブの英語を学ぶチャンスにもなりました。


最後に
ロンドン・ビッグベン
ロンドン・ビッグベン(左端が野原社員)

ボーンマスでの生活が始まって最初の2週間くらいは慣れない生活で時が経つのが遅く感じ、たまに早く日本に帰りたいと思うこともありました。
しかし、学校やプライベートの時間が充実するにつれ、時間はすぐに過ぎていきました。
今回の留学で、リスニングや単語など英語力はかなり上がったかと自分では思います。
これからの日本での課題は、今の力をどのように維持していくかだと思います。
仕事の中でも英語を使う機会はありますが、留学先での2ヵ月に比べればそのチャンスは減ってしまうので、空いた時間でできるだけ英語の勉強を続けていこうと考えています。
最後に重ねてになりますが、この貴重な2ヵ月間の海外研修に行かせていただきまして誠にありがとうございました。


MK新聞平成27年10月1日号、平成28年7月1日号を再構成したものです。掲載されている情報は掲載時のものです。
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