vol.14 英国 海外研修報告(平成27年9~11月)

MKの海外研修制度

平成4年より開始した英国留学制度では、毎年2~5名を1ヵ月間イギリスに語学研修に派遣しておりましたが、新制度では派遣回数を年2~3回に増やし、期間や行先を変えた上級・中級・初級の3つのコースを設定して、より各人のレベルに見合った能力向上を図ってまいります。
今回、社内審査に合格したのは、京都MKハイヤー課の野原竜太郎社員、小山慶祐社員、上賀茂営業所の川合幸夫社員、西五条営業所の福山広隆社員の4名。
福山社員が初級コースのフィリピン・セブ島、残る3名は中級コースであるイギリス・ボーンマスへ2ヵ月間滞在します。

出発式で
(写真左から)福山社員、川合社員、小山社員、野原社員

去る9月4日に京都MK本社で「第26回海外研修出発式」を行い、翌5日に旅立ちました。
その後、初級コースは9月19日、中級コースは11月1日に研修を終えて帰国いたしました。


ハイヤー課 小山慶祐社員(入社4年目 ※派遣時)

出発直前インタビュー
英会話ドライバー担当の職員と
英会話ドライバー担当の職員と

英国留学を志望された理由は?
京都は国際観光都市であり、仕事上お客様として外国の方にご乗車いただく機会も少なくありません。
乗車や降車される際に、一言二言の気遣いの言葉も添えられれば印象も違ってくると思います。
今まで何度か伝えたいけれど、それができないというもどかしさを感じたことがあったのですが、それを解消すべく、自分の英語力を上達させるために希望いたしました。

出発が近付いてきましたが、今の気持ちは?
今までに海外へは長くても2週間ほどの滞在の経験しかないので、2ヵ月という期間は、正直不安な気持ちが大きいです。
しかし以前行かれた方の話を聞き、また自分でもこんな貴重な経験は普通ないし、とことん頑張ろうという気持ちは十分ありますので、充実した日々を送ろうと期待に胸を膨らませています。


意気込みを一言
将来的には、英語で京都や日本の素晴らしさ、魅力を伝える観光の仕事を希望しており、外国のお客様が期待以上に満足され、楽しまれるお手伝いができればと考えています。
それができるようになるには、この2ヵ月間の留学で学んだことや培った感覚を元に帰国後も最大限努力し続ける必要があり、ステップアップしていきたいと考えています。
2ヵ月間精一杯頑張ってきます!!


海外研修レポート

この度は、2ヵ月間の語学研修という貴重な機会をいただき、会社ならびに関係者の皆様に本当に感謝しています。


出発前の不安も消え

出発前は、そんなに長い期間、海外で生活した経験など無かったので、正直不安な気持ちの方が大きかったです。
しかし渡英後、1週間も経つとその気持ちは無くなっていました。
というのも、現地ボーンマスでお世話になったホストファミリーをはじめ、学校の先生やクラスメートたちが本当に親切でいい人ばかりだったからです。

私がホームステイさせていただいたシャトラーさん一家は、5歳の娘さんと3歳の息子さんがおられる、とてもにぎやかで楽しいご家庭でした。

シャトラーさん一家と
シャトラーさん一家と

ホストマザーのサリーさんには本当に気を使っていただき、学校から帰宅後は「今日、学校どうだった?」と毎日聞いてくれて、夕食時も日本への質問や子どもたちの話など、会話をしながら楽しく過ごしました。
また、ホストファーザーのジェームスさんからホームステイを受け入れている理由について、収入の一部としてやっているのではなく、子どもたちの教育のためにしていると聞きました。
小さい頃から色々な人種の人々と接することで、差別的な意識や偏見を持たない広い視野を持った人間に成長して欲しいという願いがその理由で、本当に素晴らしいことだと思いました。


休みには念願の場所へ

通っていた語学学校ETCは、イタリア、スペイン、コロンビアをはじめサウジアラビア、韓国、台湾、カザフスタンなど世界中から生徒が集まる環境で、みんなしっかりと将来の目標や目的を持って来ているので勉強熱心です。
またフレンドリーな人が多いのですぐ友達になれます。
実際、帰国後もメールのやり取りが続いています。

授業が午前中のみだったので、英語に触れる機会を多く持つために、昼からは無料で授業が受けられる別の学校ITTCに行きました。

ITTCの先生たちとクラスメートとパブにて
ITTCの先生たちとクラスメートとパブにて

そこは英語教師を養成するところで、授業は教習中の先生の練習用に行われるものでしたが、内容はとてもよかったです。
また担当された先生方がその学校を卒業される最終日には、クラスメートと一緒にパブに行ってお祝いをしました。

平日は、授業や宿題などをして忙しく過ごしますが、土日は学校が休みなので、研修期間中の週末は色々なところへ出かけました。
個人的に行きたい所が3ヵ所あったのですが、全て回ることができました。
1ヵ所目は、大好きなイギリス映画『さらば青春の光』の舞台となったブライトン。
そして2ヵ所目は、謎のアーティスト、バンクシーが主催する史上最低のテーマパーク、ディズマランドがあるブリストル。
最後の3ヵ所目は、憧れの世界的建築家ル・コルビジュエの建築巡りでパリへ行きました。
長年の夢が叶い、言葉にできないぐらい興奮、感動しました。
その他にオランダやベルギーにも行くことができました。
ヨーロッパの国々は比較的近いので長距離バスを利用すれば、時間はかかりますが安価で色々な国に行けます。
かなり疲れましたが、これも思い出のひとつです。


研修も終わる頃
ETCでの担任オリバー先生とクラスメートのユンジュ
ETCでの担任オリバー先生とクラスメートのユンジュ

はじめの1週間は本当に長く感じた語学研修も、それ以降はとても早く過ぎて行ったように思います。
それほど充実した生活を送ったからなのかもしれません。
研修最後の夜、夕食後自分の部屋で荷造りしていると、普段は気を使って入って来なかった子どもたちが来て、遅くまでハロウィンごっこをして遊びました。
翌朝はかなり早い出発だったので、前日にお別れの挨拶は済ませたのですが、家を出るときに、僕のスーツケースを見ると上に手紙が置いてありました。


本当に最後の最後まで気を使っていただき、言葉では言い表せないぐらい心から感謝しており、シャトラーさん家にホームステイできて本当によかったと思いました。

最後に、この研修を終えてもっとうまく英語でコミュニケーションがしたいという欲求が生まれてきました。
現地での友人やシャトラーさんたちとこれからも、もっと親交を深めたいし、また仕事上でも日本に興味を持って来られる方々に、日本の素晴らしさを伝えられるようになりたいと思いました。
それが今後の英語勉強のモチベーションであり、これからも努力し続けようと決意いたしました。


MK新聞平成27年10月1日号、平成28年6月1日号を再構成したものです。掲載されている情報は掲載時のものです。
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