vol.13 英国 海外研修報告(平成27年9~11月)

MKの海外研修制度

平成4年より開始した英国留学制度では、毎年2~5名を1ヵ月間イギリスに語学研修に派遣しておりましたが、新制度では派遣回数を年2~3回に増やし、期間や行先を変えた上級・中級・初級の3つのコースを設定して、より各人のレベルに見合った能力向上を図ってまいります。
今回、社内審査に合格したのは、京都MKハイヤー課の野原竜太郎社員、小山慶祐社員、上賀茂営業所の川合幸夫社員、西五条営業所の福山広隆社員の4名。
福山社員が初級コースのフィリピン・セブ島、残る3名は中級コースであるイギリス・ボーンマスへ2ヵ月間滞在します。

出発式で
(写真左から)福山社員、川合社員、小山社員、野原社員

去る9月4日に京都MK本社で「第26回海外研修出発式」を行い、翌5日に旅立ちました。
その後、初級コースは9月19日、中級コースは11月1日に研修を終えて帰国いたしました。

上賀茂営業所 川合幸夫社員(入社8年目 ※派遣時)


出発直前インタビュー
英会話ドライバー担当の職員と
英会話ドライバー担当の職員と

英国留学を志望された理由は?
日常業務の中で、幾度か海外の旅行者にご乗車いただき質問をされましたが、その度自分の伝えたいことをうまく話すことができませんでした。
私は、接客業はコミュニケーションが大事だと思っています。
だから私は海外のお客様にも日本の方と同じように伝えたい思いから、志望させていただきました。

出発が近付いてきましたが、今の気持ちは?
環境の違うイギリスで2ヵ月間過ごすことには確かに不安は多くあります。
何も知らない場所で自分がどれだけできるのか想像がつきません。
だからこそ気持ちだけは大きく持っていこうと思います。


意気込みを一言
留学中は接する方、他の国からの留学生たちに積極的にコミュニケーションをとっていこうと思います。
同時に日本とは違う異国の文化や週間などを感じ、体験をしようと思っています。
帰国後も英語を勉強し、海外のお客様により多くのことを伝えられるようがんばりたいと思います。


海外研修レポート

はじめに

2ヵ月間のイギリス留学の機会を与えていただいたことに大変感謝いたします。
私にとってはとても貴重な体験ができました。いろいろサポートしていただいた会社の方々にはお礼の言葉を改めて言いたいです。ありがとうございます。
今回私がこのESD(English Speaking Driver:英会話ドライバー)の留学制度に応募させていただいた理由は、日本のお客様と同様に海外のお客様にも京都の観光を楽しんでいただきたいのと、京都を感じてもらえるよう少しでも自分の英語力を上げたいと思ったからです。
今では私よりもたくさんの先輩の方々がESDとして活躍されているのを見ていると、私も同じように仕事がしたいと強く思いました。

ETC International College前にて
ETC International College前にて(左端が川合社員)

今回の海外留学が決まったときは、この機会を絶対にムダにしないようにと思ったのと同時に不安もたくさんありました。
というのも、私は今回が初めての海外だったからです。
私にとってはこの2ヵ月間は今までにない経験をした時間でした。
こんなに海外の人々と長い時間接することも、初めての経験でした。

留学先ではいろんな国の方々と知り合いにもなり、よい思い出もできました。
今回の留学では私を含め、3名でイギリスへと旅立ちました。
私たちが着いた町は、前回の留学先と同様、イギリス南部のボーンマスという街でした。とてもいい街だと感じました。
観光地というよりリゾート地であり、気候も本当によいところでした。
雨が多いと聞いていたのですが、運がよかったのか、雨は数回ほど降っただけでした。
とても長いビーチがあり海もすごくきれいで、勉強するにもとてもいい環境だったと思います。


ホストファミリーとルームメートとの出会い

関西国際空港から旅立ち、イギリスのヒースロー空港に無事到着した私たちは、現地のタクシーのドライバーに出迎えていただきました。
ミート(合流)できた後、タクシーにみんなで乗って、2時間かけてボーンマスを目指し、順番にそれぞれのホームステイ先に着きました。
私は最後に着いたのですが、少し不安を感じていたことが当たってしまい、ホストファミリーのご両親がホリデーで旅行に出かけており、家の中に入れてもらえないというハプニングがありました。
その後少し待っていたら、ホストファミリーの息子さんが帰ってきて、ようやく挨拶をして家の中へ入ることができました。
そして1週間が経った頃にご両親が戻られ、無事に挨拶ができました。
ご家族はお父さんがアレンさん、お母さんがマリアさん、そして息子さんと娘さんの4人家族です。
ほかに留学生で、サウジアラビア出身のアリーさん、ガボン出身のテリーザさんの2人、そして3週間後にはフランス出身のアントワーヌさんもステイしていました。

私を含めて4人の留学生がそこではホームステイしていて、2ヵ月間過ごさせていただきました。
ほぼ毎日一緒に夕食をとり、会話もたくさんできました。


学校での生活

私たちが2ヵ月間通った学校は、ETC International Collegeでした。
スタートは8時45分で1コマ90分の授業が2コマ、終わりは12時15分という時間割で進みました。
授業内容はクラスによって違うのですが、私のクラスは教科書などを使って主に文法を習ったのですが、日本にはあまりない授業のやり方で、その日の内容を英語で会話する練習をしました。
そして、1コマずつ先生が変わりやり方も変わるのですが、いろんな方の英語を直接聞けるのでリスニングの練習にはとてもいい感じでした。
でも私は、最初はリスニングにとても苦労しました。

さまざまな国籍のクラスメートたちと町に出る
さまざまな国籍のクラスメートたちと町に出る

私のクラスメートはほとんどが若い20代前半の方々が多く、国籍はコロンビア、サウジアラビア、UAE(アラブ首長国連邦)が多かったです。
1クラス10人前後ぐらいで始まったのですが、最後の週は15人ぐらいに増えました。

こうして授業が進んでいきましたが、初め私は全て英語で行う授業に慣れるのに苦労しました。
先生の話す英語も早く、話を聞いて理解するまで時間がかかりました。
そして、ペアで日常の会話やテーマを決めた会話の練習をして、英会話に慣れていきました。

改めて感じたことは、学生のときに習った英語と、実際に話す英会話では違っていること、そして自分の思ったことを英語で話すことが会話できるようになるためには大切だということです。


忘れられない出会い

私にとって一番よく話したのは、ホームステイ先で一緒に2ヵ月間を過ごしたアリーさんでした。
そして、いろいろ教えていただきました。私のダメなところも指摘してくれて、とても自分のためになりました。
今までは教科書などで英語を勉強してきた私には、自分が言いたいことを英語にして話すことに大変苦労していたのですが、アリーさんに「まず言葉を話しなさい。間違っていてもいいから、何でもいいから話す、それが一番の練習だ」と言われました。
私には、それが正しいのか間違っているのかはわからないですが、英語に対しての意識が変わったのは間違いないです。
最後の週は少し慣れてきたところだったので、正直帰るのが嫌な気持ちになりました。
せめて、もう1、2ヵ月勉強したかったです、そんな風に私の意識を変えてくれたアリーさんにはすごく感謝しています。


最後に

学校が休みのときには、何回かボーンマスの周辺を観光しました。
せっかく違う国に来たので、イギリスの文化や日本との違いを知りたかったので、ロンドンやストーンヘンジ、バースへ行きました。
特に、建築物やイギリスの歴史などに触れられて勉強になりました。

何よりイギリスに来て勉強になったのは、英語に対しての考え方です。
一番何を伝えたいのか、言いたいのか、それを自分なりの英語で話していきたいと思います。
まだまだ間違っているところは多くありますが、帰国した後、これからもちゃんと理解してもらえるように、英語で会話できるように勉強をし続けていこうと思っています。

そして、留学をさせていただいた会社に貢献できるよう、英会話ドライバーとして仕事ができるよう、しっかりやっていこうと思っています。


MK新聞平成27年10月1日号、平成28年5月1日号を再構成したものです。掲載されている情報は掲載時のものです。
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