vol.12 フィリピン 海外研修報告(平成27年9月)

MKの海外研修制度

平成4年より開始した英国留学制度では、毎年2~5名を1ヵ月間イギリスに語学研修に派遣しておりましたが、新制度では派遣回数を年2~3回に増やし、期間や行先を変えた上級・中級・初級の3つのコースを設定して、より各人のレベルに見合った能力向上を図ってまいります。
今回、社内審査に合格したのは、京都MKハイヤー課の野原竜太郎社員、小山慶祐社員、上賀茂営業所の川合幸夫社員、西五条営業所の福山広隆社員の4名。
福山社員が初級コースのフィリピン・セブ島、残る3名は中級コースであるイギリス・ボーンマスへ2ヵ月間滞在します。
去る9月4日に京都MK本社で「第26回海外研修出発式」を行い、翌5日に旅立ちました。

その後、初級コースは9月19日、中級コースは11月1日に研修を終えて帰国いたしました。

セブ島

西五条営業所 福山広隆社員(入社3年目 ※派遣時)


出発直前インタビュー
出発式で
(写真左から)福山社員、川合社員、
小山社員、野原社員

英会話ドライバー担当の職員と
英会話ドライバー担当の職員と

留学を志望された理由は?
過去、仕事で2年ほど海外勤務を経験する機会があり、そのときに英会話力の重要性を認識しましたが、日々の仕事、生活に流され今まで過ごしてきました。
機会があれば、一度集中して、英語を勉強したいと思っておりましたので、今回志望いたしました。

出発が近付いてきましたが、今の気持ちは?
私は、今回は2週間の留学ですが、先日の事前説明会で聞いたところ、現地の天気予報は2週間全日程雨の予報でした。
2週間雨なら思う存分英語が勉強できるので、通常の授業プラス任意で夜の授業も受講して、朝から夜までしっかり勉強したいと思います。

意気込みを一言
留学中は英語の勉強はもちろん最大限に頑張りますが、あわせて基礎体力作りと異文化交流にも目を向けていきたいと思います。今回の留学は、私自身にとってあらゆる意味での出発点と考えております。
今回の留学を機に、継続して英語・仕事・健康に対して貪欲に追求していき、少しでも会社に貢献できればと考えております。


海外研修レポート

今回、初級研修でフィリピン・セブ島に2週間留学させていただき、営業所、本社各々関係の皆様には大変お世話になりありがとうございました。


覚悟して臨む寮生活

フィリピンのセブ島は、首都のマニラ、ボクシングのパッキャオで有名なミンダナオ島に挟まれた中部にある島、ぐらいの知識で土曜日夜9時にセブ空港に到着しました。

空港は、石垣空港と同じぐらいの規模で、こじんまりとした感じで、気候もちょうど日本の真夏と同じ感覚でした。
関西空港から、今回の留学先へ向かうのは私一人だったようで、迎えのバンに学校のガイド役の方と乗り込み、学校にある寮までの30分ぐらいの道のりの間に、2週間過ごすための質問をしました。

一緒に日本人用テストを受験
一緒に日本人用テストを受験(右から2人目が福山社員)

一番の気がかりだった部屋の状態や食事に関しては、3日間我慢すれば慣れるから大丈夫と言われ、ある程度の覚悟を決めて寮に到着しました。

夜も遅かったので、寮について一通りの説明を受けて部屋に入り、覚悟はしていたものの、エアコンは効きが悪い上に音が大きく、シャワーも水温が低い状態で、厳しい2週間の覚悟を決めた初日でした。

2日目は日曜日で終日自由時間だったため、まず初めての寮での朝食のため食堂へ行き、楽しみに食べ物を見ると、これも限界ギリギリの食事で、本当に2週間の寮生活は大丈夫かどうか、全く自信が持てない状態になりました。

ただ、寮にはプールとスポーツジムが完備されていたので、天候もよかったため、プールサイドで日光浴がてら、リスニング用の英語を流して読書をすると心が落ち着き、夕方にはスポーツジムで汗を流すと、いよいよ明日から始まる事業へ向けて、心と体の準備ができました。

3日目、クラス分けのテスト。内容はTOEICのミニ版と、先生とのスピーキングテストで、日本人の平均より少し上の結果と言われ、一安心。
このテストは、日本人グループと韓国人グループに分かれてのテストで、日本人は7名、私だけ社会人で、あと6名は18、19歳の大学生と若く、男性は私含めて2名だけでした。
各々が初対面でしたが、早速週末に海に行きたいので一緒に行きましょうと誘われ、テストと同時に週末の予定まで決まりました。
テストの後は、今日からスタートする生徒全員に学校案内があり、午後はバスに乗ってセブ島で最大のショッピングモールへ行き、現地解散。
帰りは各自でタクシーを使って寮へ戻るようにと指示されました。

日本人7名でまずは自己紹介がてらの食事会。
そこで寮の感想を話すと、1~4人部屋があり、私だけ1人部屋だったこと、食事や部屋の感じも共有できたので、これで2週間頑張ろうと思えました。


学校での授業

学校は、生徒が約150名で、韓国人が90%を占め、日本人7%、その他3%で、全体の95%が学生。
先生は90%がフィリピン人で、残り10%は白人。
授業は朝8時から夜8時までで、先生と1対1のガチ授業が4コマ、4人制と8人制の授業が各2コマ、TOEIC対策授業が1コマの計9コマ。
授業ごとに先生が変わり、1対1と4人制の授業がフィリピン人、8人制は白人の先生でした。

4人制のクラスで先生と
4人制のクラスで先生と

基本的に教材で進めますが、4人制と8人制の授業では、日々の出来事などを各人が話す機会が多々あり、クラスでは日本人は私一人なので、日本の食や文化の説明をしたり、韓国の説明を聞いたり。
私は2週間だけですが1~2ヵ月留学中の方もいるので、セブの観光スポットについてなど、英語の勉強と同時に文化の勉強にもなり、朝から夜までの授業も日々楽しく過ごせました。

月曜から金曜まで、8時から20時まで授業、21~23時はスポーツジムに通う日々で、3日も過ごせば食事も部屋の環境も何ら気にならなくなり、周りの生徒さんがデング熱や下痢で体調を崩す方もいる中、体調万全で毎日勉強できました。


週末はプラスα

オスロブの海でジンベイザメと泳ぐ!
オスロブの海でジンベイザメと泳ぐ!

週末には、約束通り7名で、オスロブの海でジンベイザメと一緒に泳ぐツアーに参加し、水中カメラでジンベイザメと一緒の姿を写真に撮ってもらい、いい記念になりました。
土日と帰国前日の夕食は毎回、みんなでタクシーに乗って出かけ、若い人たちと多くの時間を過ごし、英語の勉強プラスαで本当に充実した時間を過ごすことができました。


留学を終えて
2週間の勉強を終えて…
2週間の勉強を終えて…

今回の留学では、自分の英語力の低さ、フィリピンの貧富の差、インフラの重要性を痛切に感じ、韓国の人、日本の人、フィリピンの人たちとあらゆる交流ができて、私にはかけがえのない財産となりました。

今後はより一層、仕事と英語に取り組み、信頼されるドライバーになるべく精進いたします。

最後に、このような貴重な経験をさせていただき、会社と皆様には厚く御礼申し上げます。


MK新聞平成27年10月1日号、平成28年4月1日号を再構成したものです。掲載されている情報は掲載時のものです。
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