採用情報

洛西営業所 今川 晃市 指導員

今川
昭和20年生まれ 和歌山県出身
平成9年9月 MKに入社
平成25年12月 指導員に就任
趣味:ゴルフ
「平成15、16年開催のMKチャリティシニアオープンでは、選手としては予選落ちでしたが、大会運営スタッフとしてお手伝いさせていただきました。大会に参加されていた元阪神タイガースの真弓明信さんとお話できたのが思い出です」


チャリティ スタッフ 身体障がい者の福祉向上を目的にしたMK主催のプロゴルフツアー大会
多くのMKドライバーがスタッフとしてお手伝いした(平成15、16年)


  MKタクシーでは、新人を教育する「指導員」がいます。ドライバーとしての実績を積んだ者が指導員となり、新人ドライバーが一人前になるまで、指導や仕事上のアドバイスをしています。
 今回は、今川晃市指導員に、ドライバー時代の体験や新人教育の指導について話を聞きました。

選挙カーで学んだドライバーの基本


 「和歌山にいた頃、縁あって国会議員などの選挙カーの運転をしたことがありました。思い返せば、そのときにドライバーとしての最低限の心得が身についたと思います。まずは安全運転。事故をしたらその政治家は絶対に落選します。そして、周りに気を配りながら、感謝しながらの運転が必要になります。雨の日に水たまりをはねるなんてもってのほか。全ての方が支持者だと思って運転するのです。これは、タクシードライバーと似ています。事故や苦情を起こさないのはもちろん、街の全ての方がお客様だと思って運転するのがタクシーです」。
 また次のようにも振り返る。「選挙活動では弱者の味方にならなければと思っていましたが、それが、MKに入ってからも、何らかの事情でどうしてもタクシーしか使えない方を大切にしなければという思いにつながっています」。

MKのサービス力はまだまだ


 2ヵ月前まで現役のドライバーだった今川指導員。毎回指名で予約いただいていたお客様から学ぶことが多かったという。「その方は一流企業にお勤めで、お体が悪いため土日以外の毎日ご利用いただきました。そのお客様から目指すべきサービスを教えていただきました。日本一のタクシー・ハイヤーになるためには、銀行、デパート、航空会社、ホテルで働く方々を見習わなければならないということ。ひと言ひと言の言葉遣いや頭の先から足元までにいたる身だしなみのひとつひとつまで、肩を並べられるレベルに達しているのだろうか。いや、今日は靴を磨いてこなかったなあ、などと反省してばかりでした」。
 一流を目指す今川指導員の目には、MKはまだまだできていないという評価である。「私が思うに、MKで超1級のドライバーは10%未満、1級は20%程度、2級でやっと50%といったところ。全員のレベルを上げることが今後の課題です」。
今川入社時
入社間もない頃の今川指導員

札幌の新人に頭が下がった


入社5、6年ほどでサービス向上担当の課長になってから現在までに、上賀茂教習センターで新人約400名を添乗指導してきたという。その全員分の指導記録ノートが机に並べて保管されていた。その中には、平成21年札幌MK開業前、札幌勤務予定のドライバーが京都で研修を受けていた当時のものがあった。
 「札幌のメンバーは総じて努力と粘りがあってよかったです。特にこのドライバーは、ドアサービスや運転技能はもちろん、どんな仕事にも前向きな姿勢で取り組み、何より目を輝かせていました。京都の者も見習うところがある、京都は負けていると感じました」。
 今や札幌は、MKグループの中でも最もお客様のご支持が高い都市に成長したと言ってもよい。その中でも、今川指導員が目をつけていたドライバーは札幌でナンバーワンになっている。
勉強会
添乗記録ノート。指導は細かく具体的。「信号で停止したときに地図やメモを見すぎる傾向にあります。周囲の道路状況に目を配るようにしてください」

「指導員」は野球の監督


 ゴルフが趣味、野球の監督経験もある今川指導員は仕事をたとえる。「まだまだ指導員として認められていない私が言うのは何ですが、タクシードライバーの仕事は個人プレーのゴルフ、指導員の仕事は野球の監督のようなチームプレー。怒鳴り散らすだけでは強いチームはできません。明るいチームが強くなるものです。事故をしないためには、営業所が円満で、明るくなければならないと思っています。指導員の立場となっても、攻撃するように責め立てるのではなく、同僚として皆と一緒に向上心を持っていきたいのです。旅行を企画したり一緒に食事をしたりして仲間というつながりができると、大声を出さずに軽く注意するだけで『わかりました』と素直に聞いてくれます」。
 さらに野球のチームにたとえ、「練習させられていると思っているチームは弱い。MKでは一人が事故を起こすと、その班員全員で研修を行うのですが、他人のせいで研修に参加させられたと思う人は、次に事故をします。逆に、他人の事故を自分のことと捉えて再発防止を考え、事故をした人のために親身にアドバイスをする人は事故を起こしません。前向きな人は事故とは無縁です」。
 また、事故防止の取り組みとして、「車をきれいにしている人、身だしなみをきれいにしている人は事故をしません。私は8年前から車両美化を徹底してきました。綿棒でエアコンの吹き出し口の汚れを見ることも。周りからは『厳しすぎる』との声もありますが、車が汚いと無謀な運転につながります。皆さんは新車で事故をしますか?」。
チェック
営業所の2階から、駐車場がよく見渡せる。「バック時に下車して確認しているか、ここからチェックするのです」

タクシーは一生の仕事と思え


 「新人の方には、タクシーを一生の仕事として考えてもらいたいです。タクシーでもいいや、あかんかったら次へ、という気持ちでは向上しません。MKという会社はどこよりも社員を大切にしていると思います。健康管理も充実しており、人間ドックで初期のがんが見つかり、早期治療で済むこともよくあります。MKは厳しいと言われますが、他業種でもっと厳しいところはいくらでもあります。『給与はいくらですか』『しんどい仕事ですか』と気にするばかりでなく、この先に待っている未来に期待を持って目の色を輝かせてもらいたいものです」。

営業所長が指導員に推薦した理由


 今川指導員は「事故・苦情なし」の実績を15年間続けてきた。事故防止の姿勢を後輩たちに受け継いでもらいたい。また、後輩からも絶対的な信頼があり、今川指導員の言うことには皆が素直に聞くので、指導員としてふさわしいと判断した。


(取材日:平成26年2月11日)