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シリーズ まち・ひとめぐり お客様インタビュー

2006年(平成18年)4月16日発行 第670号

学校法人塚本学院
大阪芸術大学
事務局長 工藤 皇 さん

「学生のためになるのか
ならないのか」それが基準

芸術系のユニークな学科を持ち、自然に囲まれたキャンパスで約8千人の学生が学ぶ大阪芸術大学。 今年2月より、同大学のスクールバスはMK観光バス(株)が委託を受け運行しています。 地元企業ではなくMKを選んだ理由として、同大学の基本指針が根底にありました。

―キャンパスを歩いてみましたが、やはり芸術的な雰囲気が流れていますね。

昭和39年、本学を創設するにあたりテーマとなったのが「緑との調和」でした。 建築コンペで高橋 一先生(現同大学名誉教授)のデザインが選ばれ、 当時としては斬新なコンクリート打ち放しの建物が誕生しました。 また、昨年竣工した芸術劇場をはじめ、最近新設した建物はカラフルなものも多く、新たな彩りを添えています。
キャンパス内では舞台芸術学科の学生がミュージカルの練習をしていたりなど、 学生一人一人の目的意識が高く、それが芸大特有の雰囲気を生み出しているのではないでしょうか。自慢の学生たちです。

―特に人気のある学科は?

何と言っても「キャラクター造形学科」ですね。 漫画、アニメ、ゲームなどに欠かせない「キャラクター」について学ぶ全国初の学科で、今年で2年目を迎えます。 学科長には『子連れ狼』などの原作で有名な小池一夫先生、 教授陣には池上遼一先生や里中満智子先生などプロの漫画家を招き、 「なぜキャラクターが必要なのか」といった原論から学んでいきます。
早くも、来年大阪が会場となる世界陸上のマスコット作成依頼があり、 本学発のキャラクターが世界に発信されることになりました。

―最寄駅とキャンパスを結ぶスクールバス。MKを選ばれた決め手は?

スクールバスは創学以来ずっと地元企業に委託してきましたが、 長年の付き合いの中で「なあなあ」もあったのか、要望をあまり聞いてもらえなくなり、運行会社の変更に至りました。 8社にプレゼンテーションをして頂いた中で、コスト面はもちろんですが、 「学生=お客様」という考え方、安全を第一とする姿勢、徹底した社員教育など、 トータルに判断してMKさんにお任せしようということになったのです。
実際に運行が始まってみて、きっちり朝の挨拶をしてくれるMKのドライバーから 学校全体が良い刺激を受けているように感じます。

―「学生=お客様」は大学の考えにも一致。良い環境で良い人材を育成する。

本学の基本指針として、「学生のためになるのか、ならないのかを考えよ」というのがあります。 スクールバスも、学生のため。
良い学生に良い教育をして良い人材を社会に輩出していくのが大学の使命です。 良い先生、良い設備を揃えるのも学生のためを考えてのことです。 学生たちには、本学で培った専門性を生かして、社会に大きく羽ばたいて欲しいと願っています。

コンクリート打ち放しの建物が印象的
コンクリート打ち放しの建物が印象的
MKがスクールバスを委託運行。「安全運転に努めています」
MKがスクールバスを委託運行。
「安全運転に努めています」

■大阪芸術大学
大阪府南河内郡河南町東山469
TEL 0721-93-3781(代表)
昭和20年、平野英学塾創設。昭和39年、浪速芸術大学設置。昭和41年、大阪芸術大学に改称。 昨年創立60周年を迎えた。美術学科・建築学科・映像学科・舞台芸術学科・音楽学科ほか計15学科。