心をくだくと、心が動く

【びっくりした話】「どこでもお迎え行きまっせ!!」

京都エムケイ 2002年入社

7~8年前の深夜1時ころ。嵯峨嵐山にてご注文を受けました。

お迎え場所を確認すると、こんな内容。

《JR保津峡駅(※山の中腹にある無人駅)/公衆電話からのご注文/女性の○○様》

とっくに最終電車の時刻は過ぎているため、一瞬「イタズラ??」と思いつつ、車を保津峡駅に向かわせました。

 

10分ほどで駅ロータリーに到着しましたが、だれもいません。

「やっぱりイタズラか…。」

 

そう思ってあたりを探していると、ホームから泣きべその若い女性が現れました。

お名前を確認したところ、予約された方でした。

そうそう起こりえない状況だったので、「どうしたんですか?」と聞くと、泣きながら事情をお話しくださいました。

 

「京都駅から嵯峨野山陰線の最終電車に乗って、0:20に太秦駅で降りるはずが、寝過ごしてしまったんです。

ハッと気付いて、駅で止まった電車から飛び降りたところが保津峡駅で…

京都方面に戻ろうと時刻表を見たら、もう朝まで電車がなかったんです。」

 

さらに保津峡駅は圏外、お財布の小銭は20円のみ、と不運が重なります。

 

「10円で公衆電話で自宅に電話したところ、”保津峡駅への行き方が分からない” と言われ、

なにせ夜中でもありますし、”歩いて帰る” と言って私、電話を切ってしまいました。

仕方なく、実際に歩いて帰ろうとしたんですが、

真っ暗な山道で何も見えなくて、怖くなって駅まで戻ってきたんです、それで、」

 

「最後に残った10円で、”なんとか繋がって!” と願いながら、MKコールセンターに電話をしたんです」

 

 

それからその方を無事にご自宅までお送りしましたが、

到着するまでの間、涙のとまらないお客様に、ずっと感謝されっぱなしでした。

私は、「こんなこともあるんだな…。どこでもお迎え行きまっせ!」と思いました。

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